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Flexi ORF Clone



質と量を兼ね備えたcDNAコレクション

かずさDNA研究所のユニークな研究により得られたヒト長鎖cDNAは、分子量の大きなタンパク質をコードしている割合が高く、生体機能に重要な役割を持つものと予想されています。今回、こうした非常に有用な遺伝子リソースを広く活用していただくために、これらのcDNA のORF部分を発現ベクターに組込み、更に高付加価値化して、より多くの研究者の皆さまの多様な用途にご利用いただけるようにいたしました。一部のタイプを除きマウスcDNAもご利用いただけるようになりました。 さらにご要望にお応えして、cDNAライブラリー等からFlexiベクターへ直接クローニングを行い、リソースの拡充を行っております。


製品概要

長鎖に特化したかずさcDNAコレクション(> 4,000クローン)と幅広いラインナップのOC(The ORFeome Collaboration)ORFコレクション(最終的に、約18,500クローンを予定)の2つのリソースをベースとした、独自のクローンリソースです。さらに、研究トレンドを意識したORFの収集を進めております。用途に応じて3つのタイプを選択いただけます。

  1. Flexi® HaloTag® Type : タンパク質の精製、固定、イメージングなど包括的な実験が行えるHaloTag® 融合タンパク質を哺乳動物細胞で発現させるためのベクタータイプ
  2. Flexi® Cloning Type :ベクター間のORF移し替えをシンプルで簡便に行えるFlexi® ベクタータイプ
  3. Original Type : Flexi®(HaloTag®)ベクターにクローニングする前の、オリジナルの "Kazusa" および "OC" Clone


 ※購入時の面倒な書類記入は不要。オンラインで手軽にお見積りをご依頼いただけます。
 また、大学、公的研究機関はもちろん、企業における面倒なライセンス契約も不要です。

 Flexi® クローンからの簡単なサブクローニング法

HaloTag FlexiORFClone FlexiCloning

長鎖に特化したかずさcDNA コレクションの分布

HaloTag FlexiORFClone FlexiCloning

移し替えの容易なFlexi®
ベクタータイプ


3タイプで提供されるリソースとコンテンツ

提供クローン Flexi® HaloTag® Type Flexi® Cloning Type Original Type
Kazusa Clone※ HaloTag® + ORF ORF ORF+UTR
OC Clone※ HaloTag® + ORF ORF ORF
Other source clone† HaloTag® + ORF ORF

*かずさDNA研究所オリジナルのヒトcDNAコレクションは、ミエローマ系の培養細胞KG-1、脳のcDNAライブラリーなどから単離した約2000個の新規長鎖cDNAクローン(KIAA遺伝子、平均塩基配列長5kbp)や、NEDOプロジェクトでかずさ DNA研究所が担当したヒト脾臓cDNAライブラリー由来長鎖cDNAクローン、既知の全長ORFを含むcDNAクローンで構成されており、UTR(untranslated reagion)も含みます。また、マウスcDNAコレクションは地域結集型共同研究事業を通じて蓄積されたヒトKIAA遺伝子のマウスホモログ遺伝子クローンなどを元にしたものです。いずれも全長塩基配列解析済です。

ORF配列に関する注意事項:一般的に遺伝子には、SNPなどの多型や、同じ遺伝子であっても複数のTranscript Variantが存在するケースがあります。またOriginal Kazusa Clone(ORKで始まるプロダクトID番号)は、かずさDNA研究所で作製されたcDNAライブラリーからクローニングされたOriginal Cloneですので、全長cDNAではないケースもございます。クローンに含まれるORF配列を事前にご確認の上、ご検討ください。

※ The ORFeome Collaborationによって収集、加工されたヒトあるいはマウスのOC ORFコレクションです。OC CloneにはStopコドンの有無の2タイプがございます。

† Other source cloneとは、かずさDNA研究所とプロメガ社の共同研究、および、お客様のご要望にお応えして、公共データベースのORF情報をもとに独自に作製したクローンです。Original Typeはございません。全長塩基配列解析済です。



Flex® ORF Clone タンパク質機能別リスト

クローンブックをご覧ください


参考文献:
T. Nagase et al., DNA Res. (2008) PMID: 18316326

参考webサイト:
Flexi® ORF Cloneの遺伝子情報 : http://www.kazusa.or.jp/kop/ (ヒト)、
http://www.kazusa.or.jp/rouge/ (マウス)
HaloTag® テクノロジー : http://www.promega.co.jp/halotag/
Flexi® Cloning テクノロジー : http://www.promega.co.jp/flexicloning/
ORFeome Collaboration Clone (OC Clone) : http://www.orfeomecollaboration.org/

※かずさDNA研究所とPromega Corporation(Madison, WI)は2005年より共同研究を行っています。


Expression-Ready

Flexi® HaloTag® Type

価格:¥ 60,000 / クローン(一部E型を除く)

アーティクル

ベクタータイプ: pFN21A-base(マップ配列
Product ID (PID) :FHCで始まるプロダクトID番号

ORFをpFN21Aベクターにクローニングしたタイプです。HaloTag® 融合タンパク質を発現するので、様々なタンパク質分析に利用できます。哺乳動物発現用のCMVプロモーターや、試験管内での発現に利用できるT7プロモーターを持ちます。また、Flexi® クローニングシステムに対応しており、他のFlexi® ベクター(http://www.promega.co.jp/flexicloning/)へのORFの移し替えも容易です。HaloTag® についてはhttp://www.promega.co.jp/halotag/を参照ください。

  • HaloTag® による精製やイメージングが可能
  • 全長シークエンスも確認済み

<発現確認について>
クローンによってはSDS-PAGEによるサイズ確認および細胞内発現を確認したものがあり公開しているものもありますが、通常はこれらの発現確認は行っておりません。
これらの発現確認による品質管理等が必要な場合は、ジェノミクス受託サービスを通じてご相談ください。
挿入ORFの発現は確認していますが、そのタンパク質本来の局在や、 酵素活性等の機能まで保証するものではありません。
遺伝子、あるいは使用目的によっては、発現コンストラクトの最適化を 行う必要があります。

 

Flexi® HaloTag®Typeの一部は
タンパク質発現を確認済み※


Easy-Cloning

Flexi® Cloning Type

価格:¥ 50,000 / クローン(一部E型を除く)

ベクタータイプ:pF1K-base(マップ
Product ID(PID):ヒト; FXCあるいは マウス; RXCで始まるプロダクトID番号

ORFをpF1K T7 Flexi® ベクターにクローニングしたタイプです。Flexi® クローニングシステムに対応しており、様々なタイプのFlexi® ベクターへORFを簡便に移換えることができます。Flexi® クローニングでは制限酵素 Sgf I, Pme I, EcoICRI を組み合わせた特殊なクローニングストラテジーを採用しており、簡便でしかも短時間にサブクローニングが完了します。また、試験管内や大腸菌での発現に利用できるT7プロモーターを持ちます。
Flexi® クローニングの詳細はhttp://www.promega.co.jp/flexicloning/を参照ください


Speedy-delivery

Original Type

価格:¥ 40,000 / クローン
¥ 50,000 / クローン(OC: 一部P型を除く)

Product ID (PID) :ヒト; ORK(Kazusa)、ORS(OC: Stopコドン有)、ORH(OC: Stopコドン無)で始まるプロダクトID番号、
マウス; MRS(OC: Stopコドン有) 、MRH(OC: Stopコドン無)

Flexi®(HaloTag®) ベクターにクローニングする前のかずさDNA研究所のオリジナルヒト長鎖cDNAクローン(ORF+UTR)、およびOCクローン(ORF)を提供いたします。