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ウイルス研究ツール

ウイルス研究ツール Powerd by Promega Technology ② 組換えレポーターウイルス動態解析(HiBiT 発光ペプチド) 発光レポーターは、偽型ウイルス (PV:シュードタイプウイルス) の作成に 汎用、ウイルス侵入プロセスや抗体・低分子化合物などのウイルス阻害剤の 研究にも使用されます。HiBiTは11アミノ酸の発光ペプチドであるためウイ ルスゲノムへの導入が容易です。また、ウイルスゲノムの構造タン パク質遺 伝子領域を欠損させた偽型ウイルス (PV:シュードタイプウイルス)、増殖欠 損型ウイルス様粒子(Virus-like particle, VLP)は、BSL-2 施 設で取り扱いが可 能です。 ホタル (FLuc), ウミシイタケ (RLuc), NanoLuc® (NLuc) の各ルシ フェラーゼと HiBiT 発光ペプチドのサイズ比較 ウイルス研究に最適な極小発光酵素、ペプチド ③ ウイルスゲノムのコピー数のモニタリング エンドポイントおよびリアルタイム PCR や RT-PCR などの PCRベースのメソッドは、ウイルス検出テストの開発や ウイルスゲノムの分析に使用される基本的なツールです。 GoTaq®1-Step RT-qPCR System は、SARS-CoV-2 検出用の CDC プロトコルでの使用が承認されています。また、 PCR Master Mix は、 SARS-CoV-2 PCR 診断テスト の開発にも使用されています。 エンドサイトーシス エンドソーム 融合 翻訳 放出 NUCLEUS 付着 ① ウイルス:宿主 のタンパク質間 相互作用解析 ② 組換えレポーター ウイルス動態解析 ③ ウイルスゲノムの コピー数のモニタリング ゲノムの複製 ⑤ 免疫反応のモニタリング (サイトカインストーム) ⑥ ワクチン開発 (ADCC活性の測定とRNA合成) ④ 宿主細胞機能のモニタリング (CPE, 代謝変化) 化合物の抗ウイルス活性をモニタリングする方法として、宿主細胞におけるウイルス誘発性細胞変性効果 (CPE)テストが挙げられます。CellTiter-Glo®などのハイスループット分析に適した細胞生存性アッセイは、 創薬やウイルスの作用機序の研究をサポートするために使用されます。 ⑤ 免疫反応のモニタリング (サイトカインストーム) ウイルス感染後の ”サイトカインストーム” は患者への 有害な副作用を呈するため、IL-6やIL-15などの放出サ イトカインの有効性をブロックするようにデザインされ た治療法による管理が必要な場合があります。 また、ウイルスは感染後に自身の複製をサポートするように宿主細胞の代謝を再プログラムします。 これらのウイルス誘発性の代謝変化は、栄養素の取り込みやNADPHなどの補因子の変化をモニタリ ングするアッセイ法により理解することができます。 ・CellTiter Glo™ 2.0 Assay ・Viral ToxGlo™ Assay (assess viral CPE through ATP) ・RealTime-Glo™ MT Cell Viability Assay ・Glucose-Glo™ Assay ・Glutamate-Glo™ Assay ・Triglyceride-Glo™ Assay ・ROS-Glo™ H2O2 Assay ⑥ ワクチンの開発( ADCC活性の測定とRNA合成) 近年、ADCCが様々な感染性ウイルスに対するワクチン予防の重要な作用機序であることが認識さ れてきています。 プロメガのADCCレポーターアッセイは従来の煩雑な操作とデータのバラつき の両方を排除できるため多検体スクリーニングにも応用可能です。 また、RNAワクチンや治療薬の開発においてRNAの免疫原性は重要課題であり、修飾rNTPはそれ を回避する方法の1つです。プロメガのRiboMAX™ は修飾 rNTPを使用 しても十分なRNAを可能 にします。 プロメガの細胞ベースの各種アッセイシステムはより簡便 にサイトカインや炎症マーカーを測定することができます。 Genome Enhancerによるオミックスデータ解析サービス ではトランスクリプトミクスまたはプロテオミクスデータ とのセットを用いた統合分析により薬剤ターゲットのin silico 探索が可能です。 ・Caspase-Glo ® 1 Inflammasome Assay ・IL-6 Bioassay (発光レポーター細胞ベースアッセイ)* ・Lumit™ IL-6 (Human) Immunoassay Kit (発光イムノアッセイ)* ・Genome Enhancer (受託分析) * その他のサイトカインアッセイについてはお問合せください。 ④ 宿主細胞機能の モニタリング (CPE, 代謝変化) 細胞死・代謝変化 免疫応答 ・ADCC Reporter Bioassay (Human, Mouse) ・RiboMAX® Large Scale RNA Production System ・GoTaq® qPCR and RT-qPCR System (BRYT Green® Dye) ・GoTaq® Probe qPCR and RT-qPCR System ・HiBiT Fusion Vectors ・Nano-Glo® HiBiT Detection System ・NanoBiT® PPI Assay Starter System ・NanoBRET™ PPI Assay Starter System ① ウイルス:宿主のタンパク質間相互作用解析(NanoLuc® バイナリーテクノロジー) NanoBiT®および NanoBRET™ テクノロジーは、生体内で発現する濃度でもタンパク質:タンパク質相互 作用を検出するために必要な感度を提供します。どちらも生物発光に基づく方法であり、使用するルシ フェラーゼのサイズが小さくシグナルが明るいため、特にウイルス研究に有用です。 詳細については www.promega.co.jp/go?20001をご覧ください。 コロナウイルス 治療薬・ワクチン開発のための プロメガテクノロジー アプリケーション: • ウイルス:宿主のタンパク質間相互作用 • 組換えレポーターウイルス動態解析 • ウイルスゲノムのコピー数のモニタリング • 宿主細胞機能のモニタリング (CPE, 代謝) • 免疫反応のモニタリング(サイトカインストーム) • ワクチンの研究開発(ADCC活性の測定とRNA合成) ウイルス研究アプリケーションの 詳細、最新情報は上記の特設ペー ジをご覧ください。 GloMax ルミノメーター: 本ガイドで紹介されている細胞ベースアッセイ は GloMaxルミノメーターですべて実施可能です。 RentaMAX 機器貸し出しサービスも併せてご利用 ください。 www.promega.co.jp/rentamax/ プロメガ株式会社 本社 〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町14-15 マツモトビル Tel. 03-3669-7981 / Fax. 03-3669-7982 大阪事務所 〒532-0011 大阪市淀川区西中島6-8-8 花原第8ビル704号室 Tel. 06-6390-7051 / Fax. 06-6390-7052 日本語 Web site : www.promega.co.jp/go?20001 テクニカルサービス ● Tel. 03-3669-7980 / Fax. 03-3669-7982 ● E-mail: prometec@jp.promega.com 販売店: ※上記はウイルス研究に関連する一部の製品です。その他の製品や異なるサイズについてはウェブぺージをご覧ください。 ④ 宿主細胞機能のモニタリング (CPE, 代謝変化) Product Size Cat. # 細胞生存・毒性アッセイ Viral ToxGlo™ Assay (assess viral CPE through ATP) 10ml G8941 CellTiter-Glo™ 2.0 Assay (assess viral CPE through ATP) 10ml G9241 RealTime-Glo™ MT Cell Viability Assay 100 rxn G9711 CellTox™ Green Cytotoxicity Assay 10ml G8741 RealTime-Glo™ Annexin V Apoptosis & Necrosis Assay 100 assays JA1011 代謝アッセイ Glucose Uptake-Glo™ Assay 10ml J1342 Glucose-Glo™ Assay 5ml J6021 Lactate-Glo™ Assay 5ml J5021 Glutamate-Glo™ Assay 5ml J7021 Glutamine/Glutamate-Glo™ Assay 5ml J8021 Glycerol-Glo™ Assay 5ml J3150 Triglyceride-Glo™ Assay 5ml J3160 Cholesterol/Cholesterol Ester-Glo™ Assay 5ml J3190 ROS-Glo™ H2O2 Assay 10ml V6911 GSH/GSSG-Glo™ Assay 10ml V6611 ⑤ 免疫反応のモニタリング(サイトカインストーム) Product Size Cat. # Caspase-Glo® 1 Inflammasome Assay 10ml G9951 IL-6 Bioassay* 120 well JA2501 Lumit™ IL-6 (Human) Immunoassay Kit* お問合せ Genome Enhancer (受託分析) お問合せ *その他のサイトカインアッセイについてはお問合せください。 ⑥ ワクチンの研究開発( ADCC活性の測定とRNA合成) Product Size Cat. # ADCC活性測定 ADCC Reporter Bioassay, Complete Kit (Raji) 120 well G7015 mFcγRIV ADCC Reporter Bioassay, Complete Kit 120 well M1201 In Vitro RNA 合成 RiboMAX® Large Scale RNA Production System 1システム P1300 ① ウイルス:宿主のタンパク質間相互作用解析 (NanoLuc® バイナリーテクノロジー) Product Size Cat. # NanoBiT® PPI MCS Starter System 1システム N2014 NanoBiT® PPI Flexi® Starter System 1システム N2015 NanoBRET™ PPI MCS Starter System 1システム N1811 NanoBRET™ PPI Flexi® Starter System 1システム N1821 ② 組換えレポーターウイルス動態解析(HiBiT 発光ペプチド) Product Size Cat. # HiBiT クローニングベクター pBiT3.1-N [CMV/HiBiT/Blast] Vector 20µg N2361 pBiT3.1-C [CMV/HiBiT/Blast] Vector 20µg N2371 pBiT3.1-secN [CMV/HiBiT/Blast] Vector 20µg N2381 HiBiT 検出試薬 Nano-Glo® HiBiT Lytic Detection System (細胞内タンパク質検出用) 10ml N3030 Nano-Glo® HiBiT Extracellular Detection System (細胞外タンパク質検出用) 10ml N2420 ③ ウイルスゲノムのコピー数のモニタリング Product Size Cat. # qPCR システム GoTaq® qPCR Master Mix (BRYT Green® Dye) 5ml* A6001 GoTaq® Probe qPCR Master Mix 2ml* A6101 RT-qPCR システム GoTaq® 1-Step RT-qPCR System (BRYT Green® Dye) 5ml A6020 GoTaq® 2-Step RT-qPCR System (BRYT Green® Dye) 5ml A6010 GoTaq® Probe 1-Step RT-qPCR System 2ml A6120 GoTaq® Probe 2-Step RT-qPCR System 2ml A6110 ウイルス研究関連製品リスト(一部) www.promega.co.jp/go?20001