1. HOME
  2. 全件表示
  3. Maxwell® RSC Large Volume ccfDNA Plasma Kit, Custom

Maxwell® RSC Large Volume ccfDNA Plasma Kit, Custom

技術的なお問合せは: e-mail: prometec@jp.promega.com・Tel: 03-3669-7980・Fax: 03-3669-7982 Maxwell® RSC Large Volume ccfDNA Plasma Kit, Custom (カタログ番号 AX1115) 簡易マニュアル Ver.2 (July, 2016) ご用意いただくもの  ピペットマン (P-200, P-1000)とそれらのチップ  15ml コニカルチューブ  ローテーター (例: Labnet社 LabRoller Rotator II H5100) および 15mlコニカルチュー ブ用のカローセル 血漿の調製 1. 全血を2,000×gで10分間の遠心を行う。ピペットを使って、血漿の画分を注意深く別容器に移す。 2. 血球成分の混入を防ぐため、同様の手順をもう一度行う。 3. 血漿は1週間まで冷蔵保存できます。長期の場合、冷凍保存です。凍結/融解は避けてください。 2~4ml 血漿からの手順 ccfDNAとMagnetci Resinの結合のための前処理 1. 2-4mlの血漿を15mlコニカルチューブに加える。さらに、等量のBinding Bufferを加える。 2. Magnetic Resinのボトルをよく振って、Magnetic Resinを完全に懸濁させる。 4. 140μlのMagnetic Resinを血漿とBinding Bufferを加えた15mlコニカルチューブに加える。 5. ローテーターにコニカルチューブをセットし、ローテーションしながら、45分間のインキュベートを行 う。 備考: Labnet社 LabRoller H5100の場合、回転数 約20rpm、角度 約35°。 6. 1,000×g、2分間の遠心を行い、Magnetic Resinを沈殿させる。 カートリッジの準備 1. 検体数分のカートリッジをMaxwell® RSC/CSC Deck Trayに立て、そのアルミシールを剥がす。 カートリッジの両端がカチッというまで、しっかりとセットする。 注意:サンプル数が少数の場合には、Maxwell® RSC/CSC Deck Trayの中央部分をお使いください。 2. Magnetic Resinの沈殿したコニカルチューブから、上澄みのバッファーを廃棄する。 3. カートリッジのウエル1(一番大きなウエル)に含まれるバッファーを、ピペットマンを用いて、このコニ カルチューブに移す。 備考:Magnetic Resinを懸濁する為ですので、ウエル1のバッファー全量を移す必要はありません。 技術的なお問合せは: e-mail: prometec@jp.promega.com・Tel: 03-3669-7980・Fax: 03-3669-7982 4. Magnetic Resinを移したバッファーで懸濁する。懸濁はピペッティングで行ってください。ボルテッ クスを行った場合、Magnetic Resinが管壁に付着し、ロスする可能性があります。 5. Magnetic Resinを懸濁したバッファー全部を、カートリッジのウエル1に戻す。 6. 同数のElution Tubeをセットし、75μlのElution Bufferを加える。 Elution Tubeのフタは絶対に閉めないでください。 ※ 10~15μlの液量が減少し、約60μlを回収することができます。 ※ 60μl以下のElution Bufferの液量では、濃度は変わらず、収量は低下する可能性があります。 7. プランジャーをカートリッジのウエル8に置く。 8. Maxwell RSC Instrumentを起動し、Startから『Large volume cell free DNA custom / AX1115』を選択する。 9. Maxwell® RSC/CSC Deck Trayを、Maxwell® RSC Instrument本体にセットし、精製操作をスタ ートする。 精製終了後の操作 1. Maxwell RSC® Instrumentのドアを開け、Elution Tubeのフタを閉める。 2. Maxwell® RSC/CSC Deck Trayを取り出し、Elution Tubeを適切に保管する。 3. Maxwell RSC® Instrumentのドアを閉める。カートリッジとプランジャーを廃棄する。