レポーターを利用した皮膚感作性試験

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レポーターを利用した皮膚感作性試験(動物実験代替法)

化粧品やパーソナルケア製品によってARE依存性経路がいつ引き起こされるかを検出するルシフェラーゼレポーター細胞株を開発することで、動物皮膚テストに代わる方法を確立しています。 経済協力開発機構(OECD)は、体外皮膚感作性に関する試験ガイドライン(OECD TG 442D)を発表し、 KeratinoSens™とLuSensという2つの有効な細胞株がacCELLerateを通じて全世界で入手できるようになりました(日本では、コスモ・バイオ社より入手可能です)。 これらの細胞株は、プロメガのOne-Glo™ Luciferase Assay System または、Luciferase Assay Systemなどのホタル発光検出アッセイと併用することで、皮膚感作性を測定する方法となっており、国内外の化粧品・医薬部外品の安全性評価に活用されています。

皮膚感作性物質評価試験

多くの皮膚感作性物質が抗酸化剤応答配列 ARE(Antioxidant response element)によって制御される遺伝子の発現を誘導することを利用しています。皮膚細胞(ケラチノサイト)における ARE シグナル経路活性化をレポーターで検出することにより、動物実験を行うことなく皮膚感作性物質が評価できるようになりました。

\ KeratinoSensの系立ち上げ時、お困り事がありましたらプロメガに相談ください! /

実際始めるには、下記をご準備ください

細胞株 KeratinoSens™/LuSens(コスモ・バイオ社より購入可能)
発光試薬 One-Glo™ Luciferase Assay System (細胞溶解剤入りのお手軽レポーター試薬)
Luciferase Assay System細胞溶解剤との組合せで使うスタンダード試薬)etc
測定器 ルミノメーター(GloMAXシリーズが採用されています!)