リピドーム・メタボローム解析受託

安心国内受託サービス

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リピドーム・メタボローム解析受託

サービス概要

メタボロミクス・リピドミクスは、ゲノム情報の発現過程の最下流に位置しているオミックス解析の一つの分野で、生体内に存在する代謝物を解析して、代謝変化の背後に関わる分子の探索を行い、表現型や生体機能との関連性を明らかにする研究です。近年、メタボロミクス・リピドミクス技術は、医療・食品・環境など様々な分野で応用されている一方で、未だ技術的なハードルの高さが問題となっています。その理由として、それぞれの代謝物には物性の違いがあり(主には親水性と脂溶性に大別される)、生体内での濃度域も大きく異なるために、最先端の分析機器のみならず、それぞれの代謝物の性質に関する知識や経験に裏付けられた方法論が必要となるためです。

本受託サービスでは、“難しいと感じられる”メタボロミクス・リピドミクスの先端的な分析・解析技術を“より身近に感じられる”ように情報提供できればと考えております。また、次世代メタボロミクス・リピドミクスの“次世代”の所以は、マルチオミックス解析に向けたプラットフォームの位置づけにあるためで、他にはないハイレベルでの生命現象などの理解に向けて、今後サービス提供を予定しております。

● 使用機器
ノンバイアス解析
メタボロミクス: Q Exactive (Thermo Fisher Scientific)
リピドミクス: TripleTOF 6600 (SCIEX)
フォーカシング解析
メタボロミクス: LCMS-8050, GCMS-TQ8050 NX, GCMS-QP2010 Ultra (SHIMADZU)
リピドミクス: LCMS-8060 (SHIMADZU)
● 本サービスはヒトやマウス、微生物(腸内細菌を含む)植物由来のサンプルを対象としたサービスです。
その他の生物種に関してはお問合せください。

解析メニュー

*取得データ量は目安の数値であり、それらのデータ量を保証するものではありません。

リピドーム解析
高網羅的な脂質解析

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●作業内容 コンサルティング+代謝物抽出+分離分析(LC-MS (DDA))+解析レポート(統計解析を含む)
測定メニュー 取得データ目安 必要サンプル量 納 期 サンプル数
脂質ノンバイアス解析
高網羅的な脂質代謝物
の同定・相対定量解析
独自の先端的なin-house同定ソフトウェアや分離分析技術による
脂質の網羅的なスクリーニング
(500〜1000分子程度を同定想定)
対象:
遊離脂肪酸(中鎖~極長鎖型)、リゾリン脂質類、リン脂質類、
スフィンゴイド類(S1Pを含む)、セラミド類、糖セラミド類
(ガングリオシドなど)、グリセロ脂質類(中性脂質など)、
グリセロ糖脂質類(MGDGなど)、ステロールエステル類
(コレステロールエステルなど)、脂肪酸代謝物
(アシルカルニチン・CoAなど)、リポアミノ類(アナンダミドなど)等
目安:
細胞 1×106 以上
組織 50 mg以上
血清/血漿 50 uL以上
*少ない場合は要相談
8週間~ 1~5
6~10
11以上
標的した脂質の高深度解析

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●作業内容  コンサルティング+代謝物抽出+分離分析(GC-MS(SCAN)&LC/MS(MRM))+解析レポート(統計解析を含む)
測定メニュー 取得データ目安 必要サンプル量 納 期 サンプル数
脂質ワイドフォーカス解析(短~長鎖脂肪酸)
短~長鎖脂肪酸(総脂質中)
の包括的な相対定量解析
C2~C24程度の脂肪酸の高分離分析
(20-40分子程度を検出想定)
対象:
飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸(シス型・トランス型)
目安:
細胞 1×106 以上
凍結組織 50 mg以上
血清/血漿 50 uL以上
*少ない場合は要相談
8週間~ 1~5
6~10
11以上

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●作業内容  コンサルティング+代謝物抽出+分離分析(LC-MS (MRM))+解析レポート(統計解析を含む)
測定メニュー 取得データ目安 必要サンプル量 納 期 サンプル数
Newサービス開始
脂質フォーカス解析(コレステロール類)

コレステロール代謝物の相対定量解析
コレステロール代謝物の一斉分析
(30-50分子程度を同定想定)
対象:
胆汁酸、コレステロールおよび前駆体、
性ホルモン、副腎皮質ホルモンなど
目安:
細胞 1×106 以上
凍結組織 100 mg以上
血清/血漿 100 uL以上
*少ない場合は要相談
8週間~ 1~5
6~10
11以上

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●作業内容  コンサルティング+代謝物抽出+分離分析(LC-MS/MS (MRM))+解析レポート(統計解析を含む)
測定メニュー 取得データ目安 必要サンプル量 納 期 サンプル数
2021年冬サービス開始予定
脂質フォーカス解析(酸化脂肪酸)

酸化脂肪酸の相対定量解析
ω-3とω-6系脂肪酸(C18,20,22)由来の酸化代謝物の一斉分析
(50-100分子程度を検出想定)
対象:
リノール酸由来、リノレン酸由来、アラキドン酸由来、
EPA由来、DHA由来など
目安:
細胞 1×106 以上
凍結組織 100 mg以上
血清/血漿 100 uL以上
*少ない場合は要相談
8週間~ 1~5
6~10
11以上
メタボローム解析
網羅的な親水性代謝物解析

横にスクロールできます→

●作業内容 コンサルティング+代謝物抽出+分離分析(LC-MS(DDA))+解析レポート(統計解析を含む)
測定メニュー 取得データ目安 必要サンプル量 納 期 サンプル数
NEW
親水性代謝物ノンバイアス解析

網羅的な親水性代謝物(二次)
の推定・相対定量解析
高分解能質量分析による親水性二次代謝物の網羅的なスクリーニング
対象:
フラボノイド、アルカロイド、ポリケタイド、芳香族生理活性物質など
目安:
細胞 1×106 以上
凍結組織 200 mg以上
血清/血漿 100 uL以上
植物体 100 mg以上
*少ない場合は要相談
8週間~ 1~5
6~10
11以上
NEW
標的した
親水性代謝物の高深度解析

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●作業内容 コンサルティング+代謝物抽出+分離分析(GC-MS(MRM)& LC-MS(MRM))+解析レポート(統計解析・パスウェイマップを含む)
測定メニュー 取得データ目安 必要サンプル量 納 期 サンプル数
親水性代謝物ワイドフォーカス解析
包括的な親水性代謝物(一次)
の相対定量解析
GC-MSとLC-MSを組み合わせによる包括性の高い親水性の一次代謝物の一斉分析
(100-200分子程度を検出想定)
対象:
アミノ酸および誘導体、有機酸(解糖系・TCA回路関連物質、脂肪酸等)、
核酸、糖・糖リン酸、水溶性ビタミン、補酵素など
目安:
細胞 1×106 以上
凍結組織 200 mg以上
血清/血漿 100 uL以上
*少ない場合は要相談
8週間~ 1~5
6~10
11以上

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●作業内容 コンサルティング+代謝物抽出+分離分析(GC-MS(MRM) or LC-MS(MRM))+解析レポート(統計解析を含む、GC-MSの場合はパスウェイマップを含む)
測定メニュー 取得データ目安 必要サンプル量 納 期 サンプル数
NEW
親水性代謝物フォーカス解析

特定の親水性代謝物(一次)に絞り込んだ
相対定量解析
GC-MSもしくはLC-MSによる”特定範囲の”親水性代謝物に”絞り込んだ”分析
(50-100分子程度を検出想定)
対象:
アミノ酸および誘導体、有機酸(解糖系・TCA回路関連物質、脂肪酸等)、
核酸、糖・糖リン酸、水溶性ビタミン、補酵素など
目安:
細胞 1×106 以上
凍結組織 200 mg以上
血清/血漿 100 uL以上
*少ない場合は要相談
8週間~ 1~5
6~10
11以上
オプション

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●作業内容 コンサルティング+香気成分捕集・抽出+分離分析(GC-MS(Scan))+解析レポート
測定メニュー 取得データ目安 必要サンプル量 納 期 サンプル数
NEW
香気成分解析
GC-MSによる香気(揮発性)成分にフォーカスしたスクリーニング
対象:
テルペン、アルコール、アルデヒド、エステルなど
要相談 8~12週間
オプション

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●作業内容 データ再解析や学術調査(論文等)などを実施の上でコンサルティング
測定メニュー 取得データ目安 必要サンプル量 納 期 サンプル数
解析アップグレード
取得データの高深度なデータ解析および
解釈・説明
4週間 1案件

納品物

MS測定データ (Rawファイル)、代謝物同定・相対定量解析データ(Excelファイル)をHDD、DVD-RまたはUSBメモリスティックに収納して納品いたします。

お見積り・お問合せ

株式会社かずさゲノムテクノロジーズ  E-mail otoiawase@kazusagt.com

サンプル送付方法

  • 必要サンプル量は各メニューの記載をご参照ください。
  • サンプルが必要量以下の場合、分析をお引き受けすることは可能ですが、サンプル量が少量になるに伴って観測できる代謝物も減少します。また、1回分の分析量しか得られなかった場合にマシントラブル等で十分な測定結果が得られなかったときは無償で再測定は行いますが、サンプルの補償はできません。サンプルが必要量以下のときはお客様にご連絡するようにしております。
  • 微量なサンプルや静電気等でチューブ内で失われやすいサンプル(髪の毛など)は、弊社から送付いたします専用チューブで送付いただくようお願いする場合があります。
  • サンプル送付前にサンプル情報を記載した解析依頼書(Excelファイル)をメールにてお送りください。
     また、サンプル送付時にはプリントアウトした解析依頼書を同梱してください。

解析依頼書送付先: otoiawase@kazusagt.com

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*長期保存の場合はスクリュータイプのしっかりと密閉できるチューブを推奨します。
*液体窒素がない場合は速やかに-80℃で凍結してください(金属ブロックなどがあれば、事前に-80℃に入れ、そこにサンプルを置いて急速に凍結させることを推奨)

その他のサンプル詳細につきましてはお問合せください。
サンプル ご提供サンプル 送付方法
細胞 培地を除去後、PBSにて2回洗浄し、
チューブに入れて液体窒素で凍結
ドライアイスを同梱し冷凍便
組織 取り出した組織をPBSにて血液を除去し、
チューブに入れて液体窒素で凍結
ドライアイスを同梱し冷凍便
血清・血漿 チューブに入れて液体窒素で凍結 ドライアイスを同梱し冷凍便

サンプル送付先

〒292-0818
千葉県木更津市かずさ鎌足2-6-7
株式会社かずさゲノムテクノロジーズ
Tel: 0438-52-2001
*注意:平日に到着するようご指定ください。