Wizard® Plus SV Minipreps DNA Purification Systems

Wizard® Plus SV Minipreps Systemで精製したプラスミドを自動蛍光DNAシークエンスに使えますか?

自動蛍光DNAシークエンスでは、適切な濃度範囲で精製されたプラスミドが必要です。理想的な濃度は0.2μg/μlであり、0.1μg/μl以下ではシークエンシングできません。pGEM® Vectorが形質転換されたDH5αを1.5ml LB培地で培養し、Wizard® Plus SV Minipreps Systemで精製した場合、通常3.5-5.0μg のプラスミドDNAが得られます。Wizard® Plus SV System を使えば、EndA- とEndA+のどちらから精製したDNAでもABI PRISMR BigDye™ターミネーターシークエンスを用いた自動化蛍光DNAシークエンスに適しています。

terminator ready reaction mixの希釈を行う場合、D.W.ではなく適したバッファー(250mM Tris-HCl [pH 9.0], 10mM MgCl2)で希釈することが重要です。高コピー数プラスミドを6倍希釈したterminator ready reaction mixで解析した場合、500塩基以上の判読が可能であり、98%かそれ以上の正確さで判読できます。希釈の方法については、Wizard® Plus SV Minipreps Systemのプロトコール(TB225)に記載されています。このプロトコールではサンプル調製にエタノール沈殿は不要です。(eNotes-FAQ0010)

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