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Maxwell RSC 48 トラブルシューティングガイド

1 Maxwell RSC 48 トラブルシューティングガイド Q1. Ending in に示される残り時間が 00:00:00 になり、ステータスバーが 100%になっているにもかかわら ず、Maxwell® RSC48 が動き続けている。 A1. 動作異常ではありません。 Maxwell® RSC48 は、初めて使う Method では、正しい動作時間を表示することができません。 初めの 1 回目に動作時間を測定・記憶し、2 回目以降から正しい動作時間を表示します。 Q2. 装置が途中で止まり、プランジャーがぶら下がったまま、取れない。 A2. Maxwell® RSC48 は何等かの理由で装置が途中で止まった場合、自動的に CLEAN UP を実施し、 プランジャーを元の位置に戻します。 しかしながら停電等により途中で電源が切れてしまった場合などは手動 で CLEAN UP を実施する必要があります。 1. 装置内にカートリッジがセットされた状態の Deck Tray と、プランジャーがぶら下がったままであることを確認 します。(もし、プランジャーがカートリッジ内に落ちていたら、ドアを手で開けてプランジャーを取り除いてください) *カートリッジにひっかけてプランジャーを落とすための準備です。 2.ホーム画面で“SETTINGS”をタッチし、SETTINGS の画面で“CLEAN UP をタッチします。 3.下図の画面が出たら、START をタッチします。カートリッジのへりを利用して、プランジャーを取り外し、元の 位置に戻しします。 4.Clean UP が終了しましたら、画面右上のドアボタンをタッチして、カートリッジを取り出してください。 *まれにプランジャーが何らかの力がかかり変形してしまい、Clean Up で取れない場合があります。 その際には、下記手順で手動にてプランジャーを取り外してください。 www.promega.co.jp/MaxwellRSC/ 5.装置の電源を OFF にします。ドアを手で開けて Deck Tray とカートリッジを取り出してください。奥方に入 っている場合は、Deck Tray を手間に引き出してください。(少し力が要ります) *必ず、装置の電源を OFF にして作業してください。 6.ドアを手で開けて、下図のようにプランジャーの内側にマグネットバーが入ったままの場合、マグネットバーを 一番上まで持ち上げてプランジャーから出してください。(マグネットバーを一番上まで上げても、プランジャ ーから出ない場合は、プランジャーがぶら下がっている部分を下にさげてください)*マグネットバーがプラン ジャーの中にあるとプランジャーの取り外しができないためです。 (マグネットバーがプランジャーの中に入っている) (マグネットバーを上に上げたところ) 7.プランジャーの根元をつかみ、真後ろに押します。カチッと音がして、プランジャー上部のロックが外れて取り 外せます。 8.プランジャーを取り外した後は、マグネットバーを元の位置まで必ず下してから電源を入れてください。 (動作異音が発生してしまうため) マグネットバー ↓ ↓ www.promega.co.jp/MaxwellRSC/ Q3. VISION TEST で ERROR が出て進めません。 A3. プランジャー、カートリッジ、エリューションチューブに何等かの問題が考えられます。 対処法:下記を再確認します。 ① プランジャーが各カートリッジにセットされていますか ② カートリッジのシールがちゃんと剥がれていますか ③ エリューションチューブが Deck Tray にセットされていますか ④ エリューションチューブのキャップが閉まっていませんか エラーが発生している Deck Tray か Position のビックリマークをタッチすると、エラーの詳細が出ますので、参 考にしてください。 Q4. “Deck reference positions are in correct”と出て先に進めません。 A4. Vision カメラでカートリッジラックの白い点が所定位置に読めないと出るエラーです。 対処法:チューブの蓋などで、カートリッジラックの白い点(ラック 1 個につき 2 か所)を隠していないかを確認 してください。それでも直らない場合は修理が必要ですので、プロメガまでお問い合わせください。 www.promega.co.jp/MaxwellRSC/ Q5. Method を選んで進めると”Please plug your console into a power outlet before starting an extraction protocol.”と出ます。 A5. タブレット PC の電源がバッテリー駆動になっている警告です。 対処法:そのままでも RUN できますが、抽出途中で電源切れる可能性がありますので、タブレット PC の電源 ケーブルがしっかりと接続され、タブレットの接続口(右側か左側)にランプがつくことを確認してください。 Q6. 久しぶりに使用したらタブレット PC の電源が入りません。 A6. バッテリーの完全放電の可能性があります 対処法:タブレット PC を AC アダプターに接続をして、充電を行ってください。数分で済むこともありますが、場 合によっては半日程度かかる場合もあります。 9. お問合わせ先 ご不明な点やご質問はこちらまでご連絡ください。 プロメガ株式会社 テクニカルサービス部 電話 03-3669-7980 FAX. 03-5614-6079 e-mail : prometec@jp.promega.com 〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町 14-15