RT-PCR 基本情報

RT-PCRのサンプル調製の時、ゲノムDNAを除くためにはどんな方法が最適ですか。

逆転写の反応を行う前に、RNAサンプルをRQ1 RNase-Free DNase (Cat.# M6101) で処理することでゲノムDNAを除きます。DNAを消化した後、DNase IはEGTA(最終濃度2mM)の添加または65℃・10分間の加熱によって不活性化します。第1鎖合成反応も増幅反応も2mM EGTAによって阻害されません。また、カラム上でDNase処理できるSV Total RNA Isolation System (Cat.# Z3101)やReliaPrep RNA Miniprep System (Cat.# Z6010, Z6110)を使ったRNA精製も、ゲノムDNA混入の回避に有効です。

ゲノムDNAの増幅はイントロンを含むプライマーをデザインすることで多くの場合において回避できます。ゲノムDNAが増幅された場合、その結果として示されたバンドは予想されたcDNAに比べてより大きなバンドとなります。(PN71-Q&A)

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