M-MLV Reverse Transcriptase, RNase H Minus

M-MLV RT, RNase H (-)欠失変異型(deletion mutant)と点変異型(point mutant)の機能的な違いは何ですか。

ほとんどのアプリケーションでは、M-MLV RTのどちらのRNase H(-)型もお使いいただけます。プロメガでは、点変異型のほうが欠失変異型よりも高温での安定性があることを確認しました。また、1.2kbの鋳型を用いたcDNA合成反応において、M-MLV RT, RNase H Minus, Point Mutantを使った場合55℃まで完全長のcDNAが合成されるのを観察しました。同じ鋳型でM-MLV RT, RNase H Minus, Deletion Mutantを使った場合、50℃まで完全長cDNAが合成されました。これらの酵素を高温で使う場合の詳しい情報については、プロメガテクニカルサービスにお問い合わせください(prometec@jp.promega.com)。(PN75-Q&A)

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