GloSensor™ cAMP Assay

プラスミドがpGloSensor™-20FとpGloSensor™-22Fの2種類ありますが、何が違いますか?

20Fと22FはcAMPとの結合親和性が異なります。22FはcAMPとの親和性が20Fより低く、このため室温ではシグナル/バックグラウンド比(S/B比)が大きくなり、また高濃度cAMPでもシグナルが飽和しません(図3)。 このため、22Fは室温でのGsおよびGi共役型受容体のアッセイに推奨します。 一方20Fは室温ではバックグラウンドが高いため、Forskolinを使わないGi共役型受容体アゴニストアッセイに使用できます。また37℃では22Fのシグナルが大幅に低下するため、20Fを推奨します。 詳細は製品マニュアル をご参照ください。

図3 pGloSensor™-20Fと22Fの比較

pGloSensor™-20Fと22Fを無細胞発現系で発現させ、各濃度のcAMPと反応させた。22Fはシグナル/バックグラウンド比(パネルA)とEC50(パネルB)がともに高いが、低濃度cAMPでのシグナル増加率(パネルA)は同様に段階的増加を示す。シグナル増加率(パネルA)はcAMPを含まないサンプルに対する相対値で示した。

よく見られている質問

インターネットでのお問い合わせ

下記フォームよりお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

お電話でのお問い合わせ

製品詳細・学術的なお問い合わせ専用ダイヤル(受付時間:平日9:00~17:00)

TEL 03-3669-7980