GloSensor™ cAMP Assay

マニュアルのデータは、刺激してから15~30分後に発光値を測定していますが、このタイミングでは発光ピークを過ぎているのではありませんか?発光ピークを過ぎてから測定するのはなぜですか?

発光ピーク付近は発光値の変動が大きく、測定時間のずれによる誤差が大きくなります。一般的にGPCRのシグナル解析において、室温では刺激後15分~30分で発光値が安定し、その後数十分間安定した発光値が得られます。このように発光値が安定してから測定することで、測定誤差を最小限に抑えることができます (図5)。

図5 室温でのシグナル安定性

GloSensor™ cAMPバイオセンサーを安定に発現させたHEK293細胞の内在性β2アドレナリン受容体を、アゴニストのMetaproterenolおよびIsoproterenolで刺激し、15, 30, 60分後に発光を測定した。

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