TNT® System

どれくらいの大きさのタンパク質を翻訳することができますか?また、1反応あたりどれくらいの量のタンパク質を得ることができますか?

社内データでは、約15kDa~100kDaの分子サイズのタンパク質を翻訳できることを確認しています。約200kDaの大きさのタンパク質を翻訳している報告例もあります。
RRLでのタンパク質の翻訳は、ユビキチン化が起こると考えられ(15)、15kDa以下のタンパク質翻訳には推奨しません。
WGEは、RRLよりも小さいタンパク質の翻訳反応に向いていると考えられます。ただし、翻訳できる分子サイズ、翻訳量、転写・翻訳の効率は遺伝子配列に依存します。

RRLおよびWGEを用いたTNT® Systemでは、150~300ng/ 50uL 反応スケールのタンパク質量を翻訳できます。

参考文献:

  1. Anne P. Døskeland and Torgeir Flatmark (2002) Eur. J. Biochem. 269, 1561-1569.

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