Regulated Mammalian Expression System

細胞に導入するプラスミド量を検討する必要がありますか?

使用する細胞種によって、誘導前の発現量が異なるため、導入するプラスミドの総量と二つのベクターの最適な量比を検討する必要があります。プロメガではHela, COS-7, HEK293細胞について検討しました(図5)。Hela, COS-7細胞では、12ウェルプレートの1ウェル当たり106個の細胞にpF12A RM Flexi® Vectorを0.1µg、pReg neo Vectorを0.4µgを導入した条件で、誘導前の発現はほぼ完全に抑制されました。HEK293細胞では、同条件で誘導前の発現が約10倍と高くなりましたが、導入するプラスミドの量を1/10にすることで誘導前の発現を抑えられ、100倍近い誘導効率が得られました。

図5. トランスフェクションするプラスミド量による発現の違い(Technical Manual p15 Fig.6.)

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