HaloTag® Technology

HaloTag®タンパク質とHaloTag®リガンドの結合に影響を及ぼす因子にはどのようなものがありますか?

HaloTag®タンパク質とHaloTag®リガンドの結合に影響を及ぼす因子には、以下のものがあります。
高濃度の界面活性剤:
酸性条件下: pH 4-5

プロテアーゼ阻害剤*: AEBSF、Complete Protease Inhibitor Cocktail Tablets(Roche)
(注* :HaloLink™との結合での阻害が確認されていますが、蛍光リガンドに対しては影響が少ないです)

下記の条件では、反応阻害はほとんど見られません。
低濃度の界面活性剤:
アルカリ性条件下: pH9-10
タンパク質変性剤(HaloTag® 7のみ): 0.75-1% ホルムアルデヒド
プロテアーゼ阻害剤: Aprotinin, Leupeptin, Pepstatin A, Beszamidine, PMSF, BaculoGold PI (BD, Cat#554779)
(注* :使用できる界面活性剤の種類や濃度に関しては、各製品の最新のマニュアルをご確認ください。)
また低温(4℃)での反応には時間がかかる場合があります。
不明な場合は、テクニカルサービス部までお問い合わせください。

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