HaloTag® Technology

HaloTag®タンパク質の発現ベクターにはどのようなものがありますか?

HaloTag® 7発現用ベクターとして下記ベクターを用意しています(表1)。

表1 HaloTag® 7発現用ベクター

注) HaloTag® 7発現用ベクターはFlexi® Vector Systemのベクターであるため、薬剤耐性遺伝子としてAmprを持つベクター(末尾がA)とKanrを持つベクター(末尾がK)が用意されています。Flexi® Vector Systemについてはこちら。

基本ベクター
哺乳動物発現用のpFC14A/K(C末タグ)とpFN21A/K(N末タグ)、大腸菌発現用のpFN18A/K、無細胞発現用のpFN19A/Kです。

選択ガイド
http://www.promega.com/pnotes/100/16620_13/16620_13.pdf

CMV Deletionベクター
pFC15~17A/K、pFN22~24A/Kは、CMVプロモーターを改変し、発現量が低くなるように設計されています。pFC17A/KおよびpFN24A/Kが最も発現量の低いベクターになります。
HaloTag®融合タンパク質の発現量が高すぎると、イメージングがうまく行かない場合や、HaloCHIP™ Systemでアッセイ結果が影響を受ける場合があります。このような場合はより発現量の低いプロモーターを選択することで、アッセイ結果が改善されるケースがあります。

参考資料
http://www.promega.com/pnotes/100/16620_16/16620_16.pdf

pHT2ベクター:
pHT2ベクターは、古いタイプのHaloTagを発現するベクターです。pHT2 VectorはN末端、C末端融合タンパク質のどちらも作成することができますが、リンカー配列が短いため、融合タンパク質として発現させた場合、リガンドとの結合が不十分であったりすることもあります。論文での使用実績もあるため継続して販売していますが、新しいFlexiタイプのHaloTag7発現ベクターの使用をお勧めします。

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